圧搾法の国産有機なたね油が貴重な理由

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 野良魔女です。以前から気になっていたことをちょっと。

 スーパーに安く特売されているサラダ油や健康油。そしてマーガリン。裏の表示を見てびっくり。なにやら乳化剤やらいろいろ書いてあります。さらに最近では油は溶剤抽出があたりまえだとか。有機溶剤は原材料には記載されませんよね。
 また、最近ではカラッと揚がる油や、カラッと揚げられたチキンや天ぷらがあたりまえ。でもそれは・・・植物油から人工的に作られたトランス脂肪酸で揚げているから。だからカラッとおいしそうに揚がりますが・・・
 アメリカに以前仕事で滞在していましたが、スーパーのクッキー等の箱には「トランス脂肪酸」がどれだけ入っているか、ほとんどの商品に書かれていましたね。ファーストフードには必ずといっていいほどトランス脂肪酸の油が使われているため、ファーストフードだけを1ヶ月食べ続けたらどうなるか、なんて試したことが話題になっていました。ヨーロッパではトランス脂肪酸を含むマーガリンやお菓子の販売を禁止している国があり、または自粛するように呼びかけているそうです。

 昔から、油といえば、菜種やゴマをすりつぶして圧力をかけて絞ってろ過したもの。何の添加物も入っていません。ところが、そういった油がスーパーに少なくなってきましたね。無いところもあります。
 さらに、国産の原料で作った油なんて、ほとんど見当たりません。原料となる菜種やゴマを作る農場を、さらには有機栽培している農場を、守り続けていくのはとてもたいへんなことと思います。
 天ぷらをカラッと揚げたければ、油の温度や食材の温度や混ぜたり付けて揚げるタイミングで、いくらでもおいしくなる。プロの天ぷら屋さんの天ぷらの食感と味はなんとも言えずおいしいですが、そんな工夫とおいしい油によるもの。ご家庭でもちょっとした工夫でおいしくできるはず。
 昔ながらの圧搾法とろ過で作った貴重な国産有機なたね油でお料理してみませんか?

圧搾法で絞った添加物ナシの国産有機なたね油
圧搾法で絞ってろ過した添加物ナシの国産有機なたね油




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