1月の快晴

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野菜部門の藤澤です。

年末年始にかけ北日本から北陸は大荒れとの予報でしたが、
金沢市北部では降雪もほとんどなく、大きく天気が崩れることはありませんでした。

そして、今日は金沢の1月では非常に珍しい快晴です。
河北潟から内灘大橋がきれいに見えます。

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野菜ハウス内の温度計も23℃まで上がりました。日光による温度上昇です。

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温室ハウスではありませんので、曇りの日はハウスの中と外で温度にさほど差はありません。

さて、寒さに強いといわれている小松菜ですが、
最高気温が5℃を下回るような季節になりますと、さすがに生育が遅くなります。
通年で栽培しておりますが、冬は温暖な時期に比べまして、収穫までの時間が約3倍です。
厳しい生育環境の中、じっくりと育つ冬の小松菜を好まれる方もいらっしゃいます。

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この写真で、いちばん外側の小松菜の列だけ、少し背が低いのが見て取れますでしょうか。
いちばん外側は、ハウスの隙間から冷たい外気が吹き込みます。
そのため、同じときに植え付けたものでも、このように差が出ます。

感触としまして、金沢市よりさらに寒冷な地域となりますと、
熱源設備なしの場合、通年での栽培は厳しいのではないかと考えます。
有機栽培では熱源に石油燃焼機器は使用できません。
もう少し日光のあたる日が増えてくれればありがたいのですが、日本海側の冬は厳しいです。